唯我独論

ルアー・フライフィッシング、気象等に関する独論を綴る

太刀魚をルアーで釣る

もう何年前になるのかというより、まだ誰も船からルアーで太刀魚を狙っていないのではないか?というレベルの昔の冬に、初めて久里浜港から釣りに行った。当時使っていたルアーを思い出すと、メタリックサーディン(ヨーズリ)の120gのパール系とかだったと思う。それにカットウバリを上下に着けていた。要は昔からある伝統的なピカピカメッキの太刀魚用カットウを現代版のルアーで再現しただけである。

タックルは、とりあえずシイラ用スピニングロッドに親父から借りた船釣り用の両軸リールを付けていたと記憶している。笑 とりあえず有り合せでチャレンジしてみた感じだろうか・・・。当時はもちろん海用のヘビークラスのベイトロッドはまともに存在していなかったし、当時の自分には買うお金も無かったと思われる。正に東京湾タチウオルアーの創世記のことである。

今では夏場から当たり前のように船が出ているが、その後本格的に狙い始めた私の中では11月から1月の釣り物であった。正直言って夏場の早い時期から追い掛けるのは気が好かない。というか、船宿も自分達の首を絞めてはいないのだろうか?世のライトタックル化に迎合して、夏場は浅い水深で釣れるのが有難いのでしょうが、やっぱり深場に落ち始めた脂ノリノリを釣るのが最高でしょ!本当にテクニックに差が出るのもこの時期からですし。