唯我独論

ルアー・フライフィッシング、気象等に関する独論を綴る

変らない釣り

10何年かぶりに太刀魚のジギングに行く機会があった。今の様に太刀魚のジギングが流行る前というより、ルアーで太刀魚を釣らせてくれる船宿がほぼなく、ジグも80g程度までしか無い時代に始め、流行り始めた頃に行かなくなったので、10何年という月日が経っていることになる。

とりあえず昔と今が違うところは、ラインが細くなった事と重いジグが増えた事でしょう。熱中してやっていた時期の終盤にはジグは150gまで発売されていて使ってましたが、レパートリーとカラーは極端に少なかったと記憶しています。

しかし、釣り方は変わらないというのが、やっぱり魚が相手だからということでしょうか。元々フォーリングパターンの釣りが好きで当時から多用していましたが、今回も良く当たってくれました。

根本的にタチウオは上を向いて泳いでいる魚ですから、下から泳いで来て自分を追い越していく不自然なベイト(シャクり上げてアクションさせているジグ)より、自分の目線より上を通過したり落ちて来るベイトを狙っている方がより自然なのです。ですからフォーリングパターンの釣りがタチウオ釣りの王道だと考えているのです。

おっと忘れてました、フックの進化にも驚きました。細軸で4本錨でツルツルなあのフックを使っていてもフォーリングの当たりを取れない釣人はタチウオ釣り止めた方がいいです。(笑)

私的には昔のフックセッティングのままでも遜色なく釣れましたが。