唯我独論

ルアー・フライフィッシング、気象等に関する独論を綴る

今更ながら

12月に入ってからイナダばかり釣っているが、いまだにぼちぼち釣れるので楽しんでいる。さすがにトップでは釣れなくなってしまったので、ジグばかり使っているが、さすがに1回の釣行で約半日シャクリ続けて20本近くも釣ると、ジグの傷みが激しい。フックの当たる位置がハゲハゲである。

そこで今更ながら考えたのが、クリアの熱収縮チューブをジグのフックが当たる位置まで被せてしまえば、傷みを防げるのではないかというアイデアである。

熱収縮チューブは釣具屋やホームセンターにも置いてあるが、収縮前直径が最大で6.5ミリ程度のものが限界で、90gのジグは入らない。仕方がないのでネットで探して14ミリ(12ミリで入りそうだったが、入らなかったら残念なのでマージンをとった)を購入して試してみた。収縮させてみると、ジグ先端の細い部分は収縮しきらないので、チューブの密着が悪く、ジャークした時にちょっと水の抵抗が増えている気がしたり、ビニール素材で被覆したことでジグ自体の水流抵抗も増えている気がするが、全く遜色なく釣れるので、機能的には問題ないと判断した。また、フックがジグのボディに当たる金属音が抑制されることも予想されるので、魚がスレるのを防げているという副産物もあるかもしれない。何より素晴らしいのは、5時間程度シャクリ続けても、ジグ本体には全く傷が付かない事である。もちろん触れば被覆ビニールはザラついているが、1mで300円程度のチューブで、1本のジグに7cm程度しか使わないのですから、コスパ的にも上出来だと思います。

残念ながら、販売店的にはジグがボロボロにならないので売れなくなってしまって微妙でしょうが。笑

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