唯我独論

ルアー・フライフィッシング、気象等に関する独論を綴る

遅れ気味?

今年は海水温の上昇が近年より遅く(10年平均なら平年並みとは言えるが)、黒潮由来の回遊魚の釣りはまだ実質的に成立していない。よって青い魚や赤い魚の釣りが主体となっている。

赤い魚は昨年からラバーの釣りは止めて比重の重い金属ルアーで狙っている。セッティングや手入れに気を使わなくても良いので重宝しているし、何よりもこの時期に多いイワシに着いた大型の魚に有効なのが最大の魅力である。先日も自己ベストとなる80㎝クラスをキャッチした。カタクチイワシが大量に居付いている海域の表層で青がボイルしているという情報であったが、場所柄的に中層以下には赤い魚が回遊しているであろうという読みが的中した結果である。青がボイルする合間に赤を狙っていただけなのだが、朝イチの青のボイルタイムが過ぎて表層がマッタリしてきたタイミングでも、表層から低層まで片口はびっしり居るので、中層以下にはそいつらを狙う赤がうろついているということである。

他にも60㎝クラスを追加したのだが、両魚とも丁重に海へお帰り頂きました。今まで釣ってきた50㎝クラスの魚までは美味しそうに見えたのですが、両魚ともかなりグロテスクで、どう見ても美味しく見えませんでしたので。また誰かに釣られて喜ばせてあげてもらえればと・・・。笑