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懐かシリーズ③
相模湾を代表するルアービルダーのジャークベイトです。相模湾シイラの創世記に活躍したルアーです。一番上は補修に補修を重ね過ぎて凄い見た目になっています。シイラ釣りでこのように原型を留めたまま引退させられたのは奇跡と言えるでしょう。大抵はラインブレイクやランディング後に破損させられたりしてしまうものです。これらのルアーでどれだけのシイラを釣ったかは記録にありませんが、間違いなく三桁は軽くいっていると思います。もちろんその中には相当数のメーターオーバーや10キロオーバーが含まれています。
今思うに、素晴らしく良く釣れて壊れ易いウッド製のルアーを、切られず壊されずに使い続けられたことは、自分のスキルを証明する勲章と言えるかもしれませんね。