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R55ガンマの作り方です。まずはドリルでラインアイから1.5cmのところに穴を開けます。次にテールアイから5cmのところに同様に穴を開けます。
次にグルーガンを温めておき、重心移動ウエイトをテール側に固定するので、ルアーを縦にした状態でホットグルーをテールアイ側の穴から流し込みます。ひたすら流し込み、穴の部分までホットグルーがはみ出してきたら、穴からホットグルーが盛り上がるようにして塞ぎます。ここで一端休憩してホットグルーが固まるのを待ちます。完全に固まったら、次にラインアイを下にして同様に頭側の穴も塞ぎます。
固まるのを待っている間に、塞いだ穴の盛上げたホットグルーが凹んできたりしたら、その上から増し盛りしてあげます。
テールアイ側はウエイトをテール側に固定して後方固定重心にする為の作業であり、ラインアイ側はカウンターウエイトとしての役割を持たせるためのものである。
最後に、両方の穴を盛上げたホットグルーが完全に固まったら、良く切れるカッターナイフで盛上げた部分をカットして、念のためマニキュアトップコートを塗ったら完成です。
ダイワのR55は、元々がスズキ用のルアーなので、残念ながら各アイの強度がイマイチです。今まで抜けてしまったことはありませんが、シイラ・ブリ・ワラサクラスが相手だと変形してしまったことはありました。あとは、フックはカルティバであればST46クラスであれば問題ないですが、それ以上のものはルアーの浮力と相談して使ってください。アクションは保障します。(ちなみに、ウエイトを仕込んでシンキング仕様にしても、アクションが重たくなるだけで基本的な動き方は変わらないのでバッチリ使えます。)