唯我独論

ルアー・フライフィッシング、気象等に関する独論を綴る

動画ってものは、つくづく罪なものであると思う。昔なら紙の媒体しかなかったので、断片的に切り取った静止画だからバレなかったものが、動く映像が全盛になった現在では、残念ながら色々なものがバレバレです。

キャスト、ロッドアクション、魚とのファイトの仕方、ランディング、挙句は言っている事とやっている事の違い等々、全ての場面が見え見えですから・・・。釣り動画に出演している方に提言したい事は、百歩譲ってロッドアクション、ファイト、ランディング、言っている事とやっている事の違いは、結果的にご自身に降りかかってくる事だからどうでもいいのですが、キャストだけはどうにかしませんか?取材時に1人で貸切の船上だからといってスリークオーターやサイドキャストで投げたりするのはどうなんでしょうか?視聴者がそれを当たり前として捉えたらヤバくないですか?(少なくとも印象は与えてしまいますけどね)現にルアーキャスティング船での事故(他の人へのフック刺し事故・予備ロッド等の破損等)は、キャスト時に起きるものが大半です。船上での危険度はキャスト時が圧倒的に高いのです。つまりは他の人に危害・損害を与えるのはキャスト時が多いという事です。だ・か・ら・、正しい方法でお手本となるようなキャストをしたらどうですか?という提言です。

船のミヨシで1人でヤリたい放題なんて状況は普通の視聴者が釣りに行く状況ではまずありえません。だったら、出演者も作り手側も普通の視聴者が釣りに行く状況を想定した行動や作り方をした方が良いのではないでしょうか。少なくとも、それが出来ないのなら注釈(テロップ)でも入れた方が良いです。「アングラーはヤリタイ放題ですので、けっしてマネはしないで下さい。単純に魚の釣れる状況だけをお楽しみください。」みたいに。毒

普通の釣り人(視聴者)に一言。釣り媒体に出ている人がみんな上手い人と勘違いしてはいけませんよ。(もちろん上手な方も多いです)少なくとも普通の人より釣りが好きな人(人一倍釣りに情熱を傾けている人)ぐらいに思っていた方がよいです。笑

ちょっと名前が売れてしまうと、気が付いていてもなかなか周りの人は指摘してくれないんでしょうけどね。残念!