唯我独論

ルアー・フライフィッシング、気象等に関する独論を綴る

春もイケる!

まだまだ稚鮎の遡上は継続している。三月半ばから夕まづめのボイルが発生するタイミングに絞って集中的にポイントに入っているが、今ままでに合計で9本キャッチできた。最大サイズは70㎝なのでボチボチですが、十分に遊べている。いつまで稚鮎の遡上が続くのか例年観察していないので判らないが、続く限り狙ってみたいと思っている。なにしろ夕まづめから暗くなりきるまでの短時間に限定されているのも狙い易くてありがたい。

暖かくなってきて、川の魚の活性が上がっているのが顕著に見て取れる。先日もパンコイポイントで今季初の川ボーンをキャッチした。なかなかの面構えでスピードもコイよりもあるので楽しませてもらった。

f:id:mi0911:20180415211624j:plain

f:id:mi0911:20180415211658j:plain

 

 

 

春はどうか?

秋の落ちアユシーズンに楽しい釣りが出来たフライでのスズキ狙いを、春の稚アユ遡上シーズンでも試してみたかった。

3月の半ばにポイントを探索したところ、既に稚アユの遡上は始まっており、ある程度堪り易い場所には大量に群れていた。

ということで、早速試してみたところ、初日の夕まづめに一本フッコをキャッチした。その後は朝まづめと昼間の潮が下げている時間帯にもチャレンジしてみたが、結果は全くの無反応でした。

後日、夕まづめにポイントに入ったところ、ボイルも発生し高活性な時間帯に2本のフッコをキャッチした。

落ちアユの様な食べ易い弱ったベイトが流下してくるのとは違い、基本的に活発に動く稚アユがベイトなので、アクティブに動くフッコサイズがメインとなってしまうのでしょうか。

f:id:mi0911:20180315174228j:plain

 

 

 

シャローフラットのサイトは好調

今期は2月から開始したシャローフラットでのコイですが、3月に入ってウェーディングできる潮位の日が増えてきた。そして台風でポイントの地形が変化して浅くなったのか、昨年よりも高い潮位で入水できるようになっている。

既にキャッチは3本ですが、疑惑(口周りにフッキングしているもの)やバラシも含めれば出だしは好調と言えるだろう。しかし、まだ派手なテイリングは無い。

f:id:mi0911:20180228105404j:plain

南風の日が増えてくると更に好条件となるが、遊漁船が早上がりする程の爆風でも問題ない。ベタ凪の無風よりははるかにマシである。

嬉しいことに、本日の南の爆風でシャローフラットのサイトフィッシングでの自己記録である87㎝(全長)をゲットした。堂々たる魚体である。しかし、あまり引かなかったのがちょっと残念でしたが。(笑)

まあ、引かなくても十分満足ではあるのです。このサイズの魚がサイトフィッシングでテクニカルに釣れるのですから。

f:id:mi0911:20180304212813j:plain

 

 

今期は2月から

正月休みだったかに、カヤックで川下りしたらコイがシャローにウロついていた、という情報がもたらされたので、例年3月に入ってから偵察に行くシャローフラットのコイに2月頭から行ってみた。

3月も微妙だが、2月はまだ秋から冬の潮位パターン(大潮は夜の方が引く)なので、少しでも潮位が下がるタイミングを狙ってみた。もちろん水温は年間通して一番低い時期であることは間違いない。ということで、ダメ元で秋の大水の影響で地形・底質がどれだけ変化しているのか調査のつもりで川歩きした。

地形はかなり変化していて、小石が露出している部分が増えて澪的なスリットが出来ており、大水の影響と推測された。幸いにも砂利や砂泥の部分は多く残っていたので、今期も問題なくテイリングしてくれることであろう。

シャローをウロついていれば基本的にチャンスはあると思っているが、低水温により魚のアクティブさは望めないので、普通より更に細かくゆっくりのリトリーブで誘ってみたところ、初日から2本ヒットの1本キャッチに恵まれた。やはり活性が低く咥えが甘いのか、口から外れるバラシがあった。(実は後日も同様のバラシがあった)

今期も楽しみだ。でもまだまだ冷たいので長時間のウェーディングは厳しいです。

f:id:mi0911:20180222170304j:plain

f:id:mi0911:20180207151540j:plain

川歩きのオマケはメガバスが実る木でした。(綺麗にしてから撮影(笑))

 

 

 

 

変らない釣り

10何年かぶりに太刀魚のジギングに行く機会があった。今の様に太刀魚のジギングが流行る前というより、ルアーで太刀魚を釣らせてくれる船宿がほぼなく、ジグも80g程度までしか無い時代に始め、流行り始めた頃に行かなくなったので、10何年という月日が経っていることになる。

とりあえず昔と今が違うところは、ラインが細くなった事と重いジグが増えた事でしょう。熱中してやっていた時期の終盤にはジグは150gまで発売されていて使ってましたが、レパートリーとカラーは極端に少なかったと記憶しています。

しかし、釣り方は変わらないというのが、やっぱり魚が相手だからということでしょうか。元々フォーリングパターンの釣りが好きで当時から多用していましたが、今回も良く当たってくれました。

根本的にタチウオは上を向いて泳いでいる魚ですから、下から泳いで来て自分を追い越していく不自然なベイト(シャクり上げてアクションさせているジグ)より、自分の目線より上を通過したり落ちて来るベイトを狙っている方がより自然なのです。ですからフォーリングパターンの釣りがタチウオ釣りの王道だと考えているのです。

おっと忘れてました、フックの進化にも驚きました。細軸で4本錨でツルツルなあのフックを使っていてもフォーリングの当たりを取れない釣人はタチウオ釣り止めた方がいいです。(笑)

私的には昔のフックセッティングのままでも遜色なく釣れましたが。

 

 

今更ながら

12月に入ってからイナダばかり釣っているが、いまだにぼちぼち釣れるので楽しんでいる。さすがにトップでは釣れなくなってしまったので、ジグばかり使っているが、さすがに1回の釣行で約半日シャクリ続けて20本近くも釣ると、ジグの傷みが激しい。フックの当たる位置がハゲハゲである。

そこで今更ながら考えたのが、クリアの熱収縮チューブをジグのフックが当たる位置まで被せてしまえば、傷みを防げるのではないかというアイデアである。

熱収縮チューブは釣具屋やホームセンターにも置いてあるが、収縮前直径が最大で6.5ミリ程度のものが限界で、90gのジグは入らない。仕方がないのでネットで探して14ミリ(12ミリで入りそうだったが、入らなかったら残念なのでマージンをとった)を購入して試してみた。収縮させてみると、ジグ先端の細い部分は収縮しきらないので、チューブの密着が悪く、ジャークした時にちょっと水の抵抗が増えている気がしたり、ビニール素材で被覆したことでジグ自体の水流抵抗も増えている気がするが、全く遜色なく釣れるので、機能的には問題ないと判断した。また、フックがジグのボディに当たる金属音が抑制されることも予想されるので、魚がスレるのを防げているという副産物もあるかもしれない。何より素晴らしいのは、5時間程度シャクリ続けても、ジグ本体には全く傷が付かない事である。もちろん触れば被覆ビニールはザラついているが、1mで300円程度のチューブで、1本のジグに7cm程度しか使わないのですから、コスパ的にも上出来だと思います。

残念ながら、販売店的にはジグがボロボロにならないので売れなくなってしまって微妙でしょうが。笑

f:id:mi0911:20180126214251j:plain

12月はイナダ祭

12月に入ってスズキが一段落してしまったので、狙い物を探していたら、タイミング良くイナダが釣れ始めたので通いまくってしまった。トップとジグの両党使いでしたが、トップが楽しいのは当たり前ですが、水面にベイトの気配がまるで無いので、ナブラ打ちではなく誘い出しとなってしまった。反応はボチボチ良かったので楽しめた。発売されたばかりのララペン125を試したが、やはりサイズダウンしたら当然のように動きが良くなっており、かつ秀逸と感じたのはストップ時にバイトを良く拾うことでした。ルアーは基本的にサイズを小さくする程動きを出し易くなるので、作り手的にはサイズダウンしていく方が簡単なのです。

ジグの釣りは基本的に入れ食いだったので、色々と手持ちのルアーを試してみましたが、やはりアイルCS90gピンクホロが最強であることを再認識することになりました。水色は基本クリアーだったのですが、やはり青物にはピンクホロでしたね。カラーバリエーションは他にも持っていた方が良いでしょうが、もう他のジグは要らないと結論付けました。笑