唯我独論

ルアー・フライフィッシング、気象等に関する独論を綴る

変らない釣り

10何年かぶりに太刀魚のジギングに行く機会があった。今の様に太刀魚のジギングが流行る前というより、ルアーで太刀魚を釣らせてくれる船宿がほぼなく、ジグも80g程度までしか無い時代に始め、流行り始めた頃に行かなくなったので、10何年という月日が経っていることになる。

とりあえず昔と今が違うところは、ラインが細くなった事と重いジグが増えた事でしょう。熱中してやっていた時期の終盤にはジグは150gまで発売されていて使ってましたが、レパートリーとカラーは極端に少なかったと記憶しています。

しかし、釣り方は変わらないというのが、やっぱり魚が相手だからということでしょうか。元々フォーリングパターンの釣りが好きで当時から多用していましたが、今回も良く当たってくれました。

根本的にタチウオは上を向いて泳いでいる魚ですから、下から泳いで来て自分を追い越していく不自然なベイト(シャクり上げてアクションさせているジグ)より、自分の目線より上を通過したり落ちて来るベイトを狙っている方がより自然なのです。ですからフォーリングパターンの釣りがタチウオ釣りの王道だと考えているのです。

おっと忘れてました、フックの進化にも驚きました。細軸で4本錨でツルツルなあのフックを使っていてもフォーリングの当たりを取れない釣人はタチウオ釣り止めた方がいいです。(笑)

私的には昔のフックセッティングのままでも遜色なく釣れましたが。

 

 

今更ながら

12月に入ってからイナダばかり釣っているが、いまだにぼちぼち釣れるので楽しんでいる。さすがにトップでは釣れなくなってしまったので、ジグばかり使っているが、さすがに1回の釣行で約半日シャクリ続けて20本近くも釣ると、ジグの傷みが激しい。フックの当たる位置がハゲハゲである。

そこで今更ながら考えたのが、クリアの熱収縮チューブをジグのフックが当たる位置まで被せてしまえば、傷みを防げるのではないかというアイデアである。

熱収縮チューブは釣具屋やホームセンターにも置いてあるが、収縮前直径が最大で6.5ミリ程度のものが限界で、90gのジグは入らない。仕方がないのでネットで探して14ミリ(12ミリで入りそうだったが、入らなかったら残念なのでマージンをとった)を購入して試してみた。収縮させてみると、ジグ先端の細い部分は収縮しきらないので、チューブの密着が悪く、ジャークした時にちょっと水の抵抗が増えている気がしたり、ビニール素材で被覆したことでジグ自体の水流抵抗も増えている気がするが、全く遜色なく釣れるので、機能的には問題ないと判断した。また、フックがジグのボディに当たる金属音が抑制されることも予想されるので、魚がスレるのを防げているという副産物もあるかもしれない。何より素晴らしいのは、5時間程度シャクリ続けても、ジグ本体には全く傷が付かない事である。もちろん触れば被覆ビニールはザラついているが、1mで300円程度のチューブで、1本のジグに7cm程度しか使わないのですから、コスパ的にも上出来だと思います。

残念ながら、販売店的にはジグがボロボロにならないので売れなくなってしまって微妙でしょうが。笑

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12月はイナダ祭

12月に入ってスズキが一段落してしまったので、狙い物を探していたら、タイミング良くイナダが釣れ始めたので通いまくってしまった。トップとジグの両党使いでしたが、トップが楽しいのは当たり前ですが、水面にベイトの気配がまるで無いので、ナブラ打ちではなく誘い出しとなってしまった。反応はボチボチ良かったので楽しめた。発売されたばかりのララペン125を試したが、やはりサイズダウンしたら当然のように動きが良くなっており、かつ秀逸と感じたのはストップ時にバイトを良く拾うことでした。ルアーは基本的にサイズを小さくする程動きを出し易くなるので、作り手的にはサイズダウンしていく方が簡単なのです。

ジグの釣りは基本的に入れ食いだったので、色々と手持ちのルアーを試してみましたが、やはりアイルCS90gピンクホロが最強であることを再認識することになりました。水色は基本クリアーだったのですが、やはり青物にはピンクホロでしたね。カラーバリエーションは他にも持っていた方が良いでしょうが、もう他のジグは要らないと結論付けました。笑

 

 

明るいスズキ

今期のスズキは今までで一番というか、圧倒的に明るい時間に釣った数が多かった。台風が連発して濁りと増水が長い間続いたことが主な要因ではあるが、その後も明るい時間帯にはフライで普通に釣れることを発見してしまい、楽しくて仕方なかったので毎日のように通ってしまった。

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アンチ岩井ミノー派(笑)なので、扁平なフローティングワカサギフライをアレンジしたパターンを使っているが、これほどまでに効果的だとは思いもしませんでした。

オマケとして、数年前から狙ってはいたものの、なかなかチャンスに恵まれなかった、落ちと孵化後のアユを狙って食っている鯉を同フローティングフライで釣ることもでき、サイズも歴代最長で最高に楽しませてもらった。

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プレッシャーの高いポイントだけに、多くの釣り人が入る時間と真逆のロープレッシャーな時間帯で、かつローインパクトなフライが効力を発揮したのではないかと予想している。

 

シイラ総括?

最近急に寒くなってしまってシイラのモードではなくなってしまっています。逆に雨続きでスズキでは遊べてますが。

今年のシイラは有終の美を飾れました。最後に行った日にメーターオーバーのオスとメスをキャッチできましたので。

今年の傾向として、浮くトップ系が良かったです。もちろんパニックターンでも釣れましたが、トビウオぐらいしか目立ったベイトが居なかったからか、フローティングタイプのトップが圧倒的に良かったです。その中でも、やっぱりペンシルタイプはR55γがベストでした。そしてポッパータイプはスプラッシュヘッドでした、というか他のポッパーを使う必要がないので、ほとんど使っていませんが。(特に小さい方のスプラヘッド)

D社(現G社)は、ドラド〇〇とか言うイマイチなトップ系色々とを出してますが、R55のボディシェイプで内部改良して、ほぼ垂直浮きペンシルにすれば、ダントツ釣れるルアーになるのに・・・勿体ない。特に最近のG社のオフショア系ルアーにはセンスを感じません。笑 まだS社のがマシな気がします。笑

初代(あくまでも初代限定です)のR55は偉大ですね。ちょっと改造するとスズキもダントツに釣れますから。って改造しないと釣れないところがミソなのですが。笑

シイラ用とスズキ用で何本持っていることか・・・。中古屋さんでしか手に入らないレベルですが、ナチュラル系カラーなら大抵買ってしまいます。大概500円とか600円ですし、シイラで使うとボロボロになりますし、扱い次第ではアイが8管なので抜けますので。

 

 

バイバイシイラとこれからのスズキ

今年も夏休み明けから本格的にシイラ狙いしてますが、数は少ないもののサイズが良過ぎて(笑)ランディング率が低いです。相模湾の遊漁船は今シーズンのシイラは終わっていますが、今期は(今期も?)サイズ的に恵まれていなかった印象なので、何故にこのポイントはサイズが良い魚ばかりなのか不思議ではあります。残念ながらベイトは極端に少なく、トビウオぐらいしか居ないことが原因なのでしょうか?ルアーも圧倒的にトップ系の反応が良いですし。というか、水面下のルアーも投げてみるが一本も釣れないです。

今年も釣れ続けるまでやりますが、本日は水色が悪く(青物好み?)なっていたので、昨年のように11月までとはいかなそうです。

 

台風が去って秋の空気に入れ替わったので、夜風に誘われてスズキ狙いも本格化させていますが、まだ冬の潮になりきっていないので、狙えるタイミングが短いですね。でも雨が絡めば釣れるもので、今期も初期の定番ポイントで初物を先日ゲット出来ました。今年はアユが多いと良いですが・・・。初期は地形探索しながらが定番なのですが、なかなか結果に結びつきませんね。

夏は忙しい

毎年夏は色々と忙しいのです。とりあえず色々な釣り物があるから・・・というか色々な釣り物にチャレンジしているだけですが。笑 昨年は浜名湖クロダイにチャレンジしていましたが、イマイチ良くない感触と費用対効果の面で今年はチャレンジしていません。噂によると調子もイマイチのようですが。もちろん近所で同じようなクロダイの釣れる場所はないか検索しましたが、フグに遊んでもらっただけでした。泣 これからも近所の検索は続けますがね。

今年も相模湾シイラについてはイマイチ感満載なシーズンになっていますが、夏休みも終わって私のシイラ狙いが本格開幕しています。近年はある理由により夏休みを挟んだ前後が私のシイラシーズンなのです。早速、連日出撃したところ、数的にもサイズ的にも満足できる結果となっています。やっぱりパニックターンは強いし、水面が悪いときはスプラッシュヘッドは釣れると再認識しました。今年も何月まで釣れるのかチャレンジします。

川のテイリングコイは、今年は雨が多かったことと、特に田んぼからの濁りが酷かったことで、最近まで敬遠していましたが、先日いままでのポイントから少し外したピンなポイントで初めてキャッチできたことでレパートリーが増えました。

少し秋風が吹き始めたような感触だし雨の降り方次第では、他の釣り物の様子次第で早目にスズキを始めるのもアリかと思っています。